泊まるホテルの印象って結構その国の印象になったりしますよね。私が初めてタイに来た時に泊まったのがバックパッカーの町《カオサン》で、賑やかで楽しげな雰囲気に圧倒されたのを覚えています。チャオプラヤー川沿いのホテルもタイの情緒が感じられて大好きです。高級ホテルが立ち並ぶリバーサイドでそっとチャオプラヤに浮いている、情緒溢れる人気ホテル《Loy La Long Hotel》を紹介します。
Loy La Long Hotel(ロイラロンホテル)

《Loy La Long Hotel(ロイラロンホテル)》は元船屋の古民家を改装したホテルです。ロイラロン=流れるままに、の名の通りチャオプラヤー川の上に建っており、床の隙間からは波立つ水面が見えます。
客室は全7室でそれぞれの部屋にテーマカラーがあり、どの部屋もアンティーク家具で統一され、とってもお洒落。1階にはゆったり寛げる共有スペースがあり、雰囲気はゲストハウスに近いです。
ホテルの立地が若干不便なので、旅慣れた方、異国情緒や旅情を感じたい方におすすめのホテルです。また、タイ在住者が泊まっても新鮮さがあって面白いホテルだと思います。
最寄駅MRT《フアランポーン(Hua Lamphong)》駅から徒歩10分程。ホテルの場所が分かりづらいのですが、《Patumkongka Temple》という寺院の中にあります。私たちはかなり迷って寺院の周りを無駄にウロウロしてしまいました。
Loy La Long Hotel
☎︎(+66)02 639 1390





アンティークな青の部屋に宿泊

私たちが泊まったのは2階の《青の部屋》。一泊3,300THB(11,150円※2021年5月現在)で朝食付き。小さなバルコニー付きで大きく採られた窓からはチャオプラヤー川が臨めます。
シャワー室は綺麗にリノベーションされており、お湯もちゃんと出ます。それなのにシャワーヘッドやカランはくすんだ金の古めかしいデザインで、イメージを壊さないよう細部まで凝ってます。
|部屋の設備・アメニティ|
フリーWi-Fi、エアコン、冷蔵庫、ドライヤー、シャンプー類 あり
歯ブラシはあったかどうか覚えてない…


周辺の観光スポット
《ヤワラート(中華街)》までは徒歩5分。
隣の《サムサラ・カフェ&ミール》やタイ料理レストラン《1608 CAFE & BISTRO》はリバービューの雰囲気の良いお店です。
少し距離がありますが、《チャオプラヤーリバーエクスプレスボート乗り場》からワットポーやワットアルン等チャオプラヤー川沿いの有名寺院を回ることもできます。
ホテルと川を挟んで反対側は《LHONG 1919》という19世紀の中国人の邸宅を改装した複合施設(ショップやカフェ)があります。

Loy La Long Hotelの動画
実際にロイラロンホテルに宿泊した動画があるので、併せてご覧ください。ホテルの行き方もイメージが掴みやすいと思います。