まいばる
こんにちは、まいばるです(@maibarubangkok)
今年はブログも頑張りたいです
今年はブログも頑張りたいです
最近すっかり更新を怠っていた当ブログだが、ブログも待ってます!という声(幻聴)もありこうして再び筆をとった。しかしよく聞けば皆さん「 便秘の記事が読みたい」と口を揃えておっしゃる。
どうやら皆さん、私をもう一度同じ地獄に落としたいようなので、俺はもうウォシュレットは絶対に打たねえ!(尻に)という意思表明を兼ねて今回はこの記事を書く。
テーマは下痢だ。
※ここから先は閲覧注意です。すみません。

【便秘の原因】ウォシュレット依存症だった私の体験談こんにちは、まいばるです。緑茶が好きだけどタイだと高いので緑茶の水割りを飲んでいます...
タイに来て良かったことは肌トラブルが改...
Contents
下痢なんぞボーナスステージやんけ!そう思ってた時期が私にもありました。
正直、万年便秘の私からすれば下痢なんぞボーナスステージ、そう思っていた時期が私にもありました。この発言について私もタイで地獄を見て、考えを改めているので許して欲しい。
バックパッカー界には長距離バスでブッチッパして1人前、という言葉があるくらいだというのはさすがに嘘だが、とかく海外旅行中は腹を壊しやすい。
正直、海外旅行で腹を壊すのは不可抗力だと思っている。普段食べ慣れない物を食べるのだから中には合わないものもあるだろう。それを衛生管理ガー!!と騒ぐ輩はビッグマックセットでも食ってろ、というのが相方の持論だ。私の意見じゃないですよ(卑怯)。
長距離移動中に下り龍…!

その日私は飯がうまいと評判のタイのリゾートで、夕食を食べていた。若干辛かったが、あまりにも美味しかったため止まらなかった。
食後は若干不穏な腹具合であったが、それはまだ遠雷如し微かな予兆でしかなかった。しかしこの後私は大嵐に巻き込まれていくのであったーーー(プロローグ)
翌日は乗合バンでパタヤまでの長距離移動だ。
出発して30分、遂に 2017年 菊門の戦いの火蓋が切って落とされた。
他にも乗客がいるので「スタアアーーップ!!」と叫んで車を停めさせることは出来ない。
パタヤまであとどれくらいか、土地勘も無いので分からない。神よ我を見捨てたもうなかれ
皆さんも人生で1度は菊門の戦いに出陣したことはあるだろうから分かると思うが、下痢には波がある。
ピーク時には「スタアアーーップ!!」となるがピークを過ぎれば「まだイケるかも…」と耐えてしまう。泥沼のチキンレースだ。
腸様の前では我々人類はあまりにも無力
腸は第二の脳である。
その働きは脳の統制下には無く、完全なスタンドアロン。
腸様が「GO!」と言ったのなら我々卑小な人間になすすべは無い。せめて随意筋たる肛門括約筋を引き締めて虚しい抵抗を試みるのが関の山だ。腸様の前では人間はあまりにも無力だ。
何度目かのスタァァァーップ!!の時、車はエンジンの不調で急遽サービスエリアに入った。
車が停るやいなや、私は脱兎のごとくトイレに走った。
トイレの前には白人旅行者が一人並んでいたが、血相を変えて飛び込んで来た私をみるや、順番を譲ってくれた。それにサンキュー☆のウィンクを返す余裕もなくトイレに駆け込む。
まいばる
本当に間一髪だった…
「これ、タイティー」
トイレを後にした私の胸に去来したのは安堵ではなく、ただひたすらの忘我、茫然自失であった。
人は生きるか死ぬかの死線を潜り抜けた時、安堵ではなく、呆然とするのだと知った。
乗ってきた車は影も形もなく消えていたが、もはやそんな事は些末なことに思えた。
フラフラと駐車場を彷徨う私を相方が見つけ、その時彼は売店で買ったらしい飲み物を手に、私に向かって言った。
「これ、タイティー」
この時の本当に心の底から死ぬ程どうでもいいと思った。
これほど何かをどうでもいいと思ったことは後にも先にも無い。空前絶後のどうでもよさである。
彼は知らないのだ。私がたった今、死地から生還したこと。
その時タイティーは世界一どうでもいい単語として私の脳裏に刻まれた。
人間の都合など腸様の関知さるところではない
その後、ラオスとの国境でも菊門の戦いに出陣こととなるのだが、なぜ、よりにもよってこんな時に…!なるのが下痢だ。
人間の都合など腸様の関知さるところではないのである。黙って尻の穴でも閉じてろ、ゴミめが。私の意見じゃないですよ腸様のおことばですよ。
余談だがブログを再開するにあたり相方からもう汚い記事を書くのはやめろ、と言われた。これは言論の自由の弾圧であり明らかな憲法違反である。こちらは最高裁まで争う覚悟だ。
まいばる
スタァァァーップ!!