こんにちは、まいばるです。2つの口内炎が合体して、今巨大なひとつの口内炎が生まれようとしている。
YouTubeにレトロ可愛い穴場タラート(市場)、フアタケー市場の動画を上げているので今回はそれについての記事です。
フアタケーとはタイ語でワニの頭の意。
その名の由来は、市場を流れる川に時折ワニが出没し、川を渡る者を襲ったため、 村人は恐れを込めてこの地をフアタケーと呼んだそうな…と市原悦子ボイスで語られたら信じそうになるが、そうではない。
なんでも大昔のワニの頭の骨が見つかったから、らしい。
フアタケー市場の場所・行き方
エアポートリンク・ラートクラバン駅から車で10分程。
大通りに面したウドムポン市場で降りて、市場を直進するとフアタケー市場の看板と橋が見えてきます。
フアタケー市場のレトロ可愛い雰囲気
ウドムポン市場でタクシーを降りた時、私は思った。
(よくあるタイの市場やん…)
地元民で溢れるタイ市場の日常の風景がそこにはあった。
YouTubeの撮影について、行き先の選定は相方に全面的に委任しているため、私は現場に着くまで一切何も知らないのが常なのだ。
そのためいつも動画の冒頭がココドコ?から始まる『見知らぬ土地に拉致されて来た人のチャンネル』みたいになっている。
この日もウドムポン市場をフアタケー市場だと勘違いし、相方のリサーチ不足を疑い、愛用のモーニングスター(西洋の武器)を取り出しかけたが、目的地のフアタケー市場はウドムポン市場を真っ直ぐ進み、川を渡った先にあるとのことであった。モーニングスターの錆にするのはまだ待ってやる。



フアタケー市場は百年市場であると聞き、ひたすら古いだけの市場を想像していたが、良い意味で予想を裏切られた。
古民家に収まるレトロな店、涼し気なリバーサイドのカフェ…
百年前のセンス、ハンパねぇ!!
となるのは早計である。私ははやる心を抑え、某少年探偵ばりに冷静に観察した。
ぺろっ…ここは古民家を改装した市場…!
フアタケー市場は古き良き時代の風情を残しながらも、古民家を改装したカフェ等が入った、レトロ可愛く生まれ変わったオシャレ市場なのである。
古めかしい理髪店の椅子、今は静かにひっそりと置かれたジュークボックス…そこかしこにレトロなアイテムが。
ノスタルジックなタイの原風景に欠かせない存在、『軒先に座ってるおじいちゃん』も完備している。


フアタケー市場のカフェ・レストラン
古民家を改装した温かみのあるカフェ【Smell dream】では 、時間を掛けて上質なココア(50THB) を淹れてくれる。
カフェラテ(90THB)も豆を挽くところから淹れてくれるので、とんでもなくおいしい。


リバーサイドの食堂でバミー(タイ風ラーメン)を注文し、目の前の川を流れる水草を眺めながら料理を待つ。
時折、ボートでお昼ご飯を買いに来たおじさんが競艇ばりのコーナリングを見せて去っていく。そんなひととき。(どんなひととき?)
土曜日に行ったにも関わらず、観光客はほとんど見掛けませんでした。
スワンナプーム国際空港からエアポートリンクで一駅の場所にありますので、トランジットの際に足を伸ばしてみるのも良いかもしれません。
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