こんにちは、まいばるです。中指のぺんだこをいぢめるのが癖です。
タイ移住を考える上で、まず不安に思うのが住まいが見つかるかどうかでは無いだろうか。
私は今まで実家という地上最後の楽園を出たことが無かった。自分で家を借り、一人暮らしをした経験が皆無であった。
家を借りるというのはなかなか大変であると聞く。保証人に敷金礼金…魔都東京で私が借りられるのはダンボールハウスくらいのものだろう。
そんな私が言葉も通じない異国の地で、果たして部屋を借りられるのか。
これはパラダイス(実家)・ロストした人間が、異国の地で部屋を借りる物語…(プロローグ)
誰かの参考になればうれしい。
バンコク一人暮らしの家賃の相場
バンコクの賃貸物件はコンドミニアムが主流だ。
まずコンドミニアムとは何ぞや。私の家探しはそこから始まった。
コンドミニアムとは家具付のマンション、と思ってもらえればよい。
テレビ、冷蔵庫、洗濯機などほとんどの家具が揃っているので自分で家財道具一式を買い揃える必要が無く、大変ありがたい。
このシステムがタイ移住のハードルを一気に下げてくれる。気軽に住めて、気軽に引っ越せるのだ。
バンコクで一人暮らしの家賃の相場は、大体だが8000THB(約3万円)~15000THB(約5万円)辺りだろうか。
プロンポン、エカマイ、オンヌット辺りが日本人が多く住むエリアで、日系のスーパーや日本食の店も多い。
タイの賃貸物件を探すのに便利なサイト《Hipflat》
バンコクには日本人スタッフ常駐の不動産屋がある。
が、そのような不動産が扱うのは主に駐在員やファミリー向けの物件だ。一人暮らしの手頃な物件を借りたいなら、自分で探すしか無い。そんな時に役立ったのがこのサイトだ。
こちらのサイトで地域、家賃など条件を絞り込んでいけばお好みの物件が見つかるという寸法だ。
試しにオンヌット駅周辺、家賃15000THBまでで検索してみると…

こんな物件が見つかった。

まずは本当に駅近なのか、住所をGoogleマップで確認したほうが良い。
気になる物件を見つけたら、次は内見に行こう。
サイト内から内見を希望する旨のメッセージを送れば良い。
テンプレートの文章をそのまま流用すればOKだ。すぐに不動産屋から返信が来るだろう。
不動産屋とのやり取りは英語だ。
私は英検3級を持っているが、今回はGoogle翻訳先生にお越しいただいた。
会話は出来ないが、ネット上のやり取りならばなんとか意思疎通可能なので非常に助かった。
賃貸契約で用意すべきもの
部屋が気に入ったら、ついに賃貸契約だ。
用意すべきものはパスポート1枚、そして家賃を2ヶ月分前払いだ。
保証人も敷金礼金も必要無い。用意された書類にサインするだけで入居可能だ。
不動産屋にも言われたが、部屋を綺麗に使う日本人の借り手はタイで喜ばれるという。
さすがは本国の厳しい住宅事情を生き抜いて来た日本人、といったところか。歴戦の勇士たちに敬意を表したい。
とは言っても当時私は何のツテも無くタイに来たので、当然ながらフリーの無職だ。
仮に私が大家だとして、無職の外国人が「あなたの家を借りたい(Google翻訳)」と来られたら、”おっとぉ~?”となるのが普通だろう。
私の場合も、さすがに不信感を持たれたのか、 オーナーが貴様の顔を見たいと言ってる、写真を送れと指示されたので、カオサンで飯食ってる写真を送った。ぴーす。
その写真から信用が得られたかどうかは分からないが、なんとか部屋を借りる事が出来た。
サイトを通して契約するメリット
オーナーとの契約は不動産屋を通した方が何かと便利だ。
家電の故障があった時などの対応が早いし、こちらもオーナーに直接言うより気が楽だ。
WiFi契約も不動産屋が代行してくれたので大変有難かった。
英語、タイ語に堪能でなくてもやりとりがほぼオンライン上なのも助かる。