こんにちは、まいばるです。好きな武器はモーニングスターです。

※中世ヨーロッパの武器、モーニングスター
YouTubeにバンコクで流行りのビンスー食レポ動画を上げているので今回はそれについての記事です。
Contents
ビンスーとは?韓国生まれのかき氷
皆さんは女子高生なので勿論ビンスーはご存知だろうが、私は女子高生じゃないので知らなかった。
ビンスーは韓国生まれのデザートで、かき氷によく似ているが、その特徴は氷にある。
ただの氷を使うのでは無く、ミルクを凍らして削ったミルク氷を使うのだ。
氷自体に味があるので、シロップがかかっていない、味の無いただの氷部分を食わされるという悲劇が生まれない親切設計になっている。
そんな韓国のかき氷、ビンスーがタイで魔改造され、なんと卵黄をかけたビンスーが人気を集めているらしい。
『かき氷に卵黄』、平安時代から続くかき氷文化を持つ我々日本人が、令和5万年とかになっても到底思いつかないであろう発想である。
そんな魔改造かき氷を食すべく、バンコクのスイーツカフェ《Cheevit cheewa》を訪れた。
《Cheevit cheewa》の場所
サイアム駅から徒歩5分、サイアムスクエアワンの1階です。
MAP
うそ…こんなかき氷、初めて…!!
真っ白なミルク氷に、パステルカラーのブアローイ(※タロイモを使ったタイのデザート)、カイケムソースとココナッツミルクがそれぞれミルクピッチャーに入れて添えられている。どことなく南国の空気を感じる一皿だ。

【salty egg yolk bualoy bingsu 245THB】
とても細かく削られたミルク氷は浜辺の砂のようにさらさらで、舌にのせると一瞬の甘さを残してさっと溶ける。もうこの時点で優勝決定なのだが、今回はまだ卵黄ソースが控えている。
卵黄かき氷はどんな味?
カイケムについては皆さん胎教で学んでいるだろうから説明は不要かと思うが、一応説明させて頂くと、カイケムとは塩漬け卵のことで、カイ(=卵)ケム(=しょっぱい)の名の通り、とてもしょっぱく、ソムタム等に入れて食べるのが一般的だ。
バンコクでは最近カイケムソースなるものが流行し、一時はあらゆるものにカイケムソースがぶっかかっていた。濃縮された卵黄ソースがコクを生むのだ。
濃厚なカイケムソースをビンスーにとろりと回しかける。濃い黄色が見た目にも鮮やかだ。
果たして卵黄かき氷のお味は…!?
正直、このビンスーを食べたのは一年前であり、どんな味だったか忘れていたため、 動画を見返してみたが、何言ってんだこいつ…?となっただけであった。
とにかく覚えているのはカイケム投入前で既に完成された美味しさだったビンスーが、うまさ重量級モンスターに変貌したことである。まだ伸びしろがあったのか…!?と戦慄したのは覚えている。
甘すぎず、割りと上品なおいしさだったビンスーを、うめぇーー!!とIQ3で叫びたくなるような、パンチの効いたうまさに変えてしまったのだ。カイケムソース、恐るべし。
ココナツミルクのご利用は計画的に。
最後にココナッツミルクをかけたら、さらさらのミルク氷があっという間に溶けてしまった。くれぐれもラウンド開始直後からカイケム、ココナッツの全投入フルパワーで挑むようなことはせず、まずは塩で素材の味を…みたいな京料理のように少しずつ味の変化を楽しんでもらいたい。
《Cheevit cheewa》の店舗詳細
営業時間 | 11:00~22:00 |
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定休日 | なし |
所在施設 | Siam Square One |
電話 | (+66)085 362 9461 |
公式URL | http://cheevitcheevacafe.com/ |
《Cheevit cheewa》を動画で見る
何言ってんだこいつ…?となる食レポ動画はコチラ▼